--- --- データのLOD化を加速させる 「JSON2LD Mapper」 が LODチャレンジ 2019 基盤技術部門で優秀賞を受賞しました | DBCLS

データのLOD化を加速させる 「JSON2LD Mapper」 が LODチャレンジ 2019 基盤技術部門で優秀賞を受賞しました

当センターの山本泰智特任准教授が国立遺伝学研究所の藤澤貴智特任研究員らと開発したウェブアプリケーション、JSON2LD Mapperがこの度、LODチャレンジ2019 基盤技術部門において優秀賞を受賞しました。LODチャレンジは、オープンデータを “つなげる” ことによる新しい価値の創造を目指して、アイデア部門やアプリケーション部門など、5部門において作品を募集し、優れた作品を表彰する毎年開催されているコンテストで、今年で9回目になります。受賞した作品JSON2LD Mapper Reiwa Editionは、2017年に受賞したデータ公開を促進するためのアイデアを実現したものです。

このたび受賞したJSON2LD Mapperを利用することで、多くのウェブアプリケーションが利用しているJSON形式のデータをJSON-LD形式、すなわちRDFに効率よく変換しやすくなります。その結果、RDFデータに馴染みのないウェブアプリケーション開発者のセマンティックウェブ関連開発への参入を促すことに繋がり、より多くのデータのRDF化を加速させることが期待できます。

審査講評は、下記の通りです。

「既存のJSONデータをJSON-LDとして扱えるように変換するツールは、LOD普及の裾野を広げるために重要な基盤だと考えられます。本作品は過去にアイディア部門で優秀賞を受賞された後も継続的に開発されており、今回は全面的に見直されているのと完成度が格段に上がっていることを評価しました。」